中国語会話を最短で上達させる方法<ステップ1:発音練習>
中国語超初心者でも最短で中国語の会話を上達させる方法
ステップ1:中国語の発音練習
中国語はとにかく発音が難しいと言われています。
勉強開始直後に、早く簡単な単語を覚えてしまいたい気持ちはよく分かりますが
ピンインの読み方、四声の発音の仕方を徹底的に習得しましょう。
ここをマスターすることで、今後の中国語会話の上達進度が大きく変わってくるといっても過言ではありません。
最短で覚えたいのならばこのステップ1をスキップすることは許されません。
(1)ピンインについて
ピンインは日本語でいう「ひらがな」のようなものでアルファベットで表されています。
中国語は母音が36個、子音が21個あり、それぞれの組み合わせでできていて、実に405通りの発音があります。日本語の51音とは比べ物にならない数ですね。
(2)四声について
四声とは発音の高低アクセントの種類です。中国語には4種類の発音方法があります。日本語でのイメージで分かりやすく説明すると
「橋」と「箸」は同じ読み方でも発音のイントネーションが違いますよね。
中国語でも同じ読み方でも発音が違うと全く違う意味になってしまいます。
例えば有名なのは
①睡覺(shui4jiao4)
②水餃(shui3jiao3)
同じ発音ですが
①→眠る
②→水餃子
と、全く違う意味になるのです。
(3)練習方法
①声に出して発音する
まず1冊発音練習用のテキストを購入します。
たいていの超初心者用テキストにはピンインが載っていてお手本になる発音のCDが付いてくるはずです。
それを利用して中国語を聞き、必ず自分でも中国語のピンインを声に出してください。
数ある中国語発音教材の中でも
>紹文周の中国語発音完全マスター改訂新版
がオススメです。中国語には日本語には無い発音があります。聞こえてくる中国語を真似しようとしても、うまく同じような発音にならない場合がたくさんあるのです。そんな時のポイントが口の形や舌の位置です。この1冊はどの位置に舌があると発音しやすいのか細かく記載されています。
②鏡を見ながら中国語の発音練習をする
自分が同じ動きをしていると思っても、実際にはできないことが多いです。鏡を見ながら本当に正しい口の形になっているのか確認し、徹底的に身体に覚えさせましょう。
③カタカナは絶対使わない
中国語の発音を覚えやすいようにどうしても日本人が使ってしまうのがカタカナです。使いたい気持ちは分かります。しかし前述したとおり中国語は日本語に無い発音がたくさんあるのです。カタカナではカバーしきれません。ここは自分の耳で聞いて、自分の口でしゃべって習得しましょう。中国語テキストにカタカナが載っている本が多々見受けられますがそれは無視してください。
④ボイスレコーダーで自分の発音を聞いてみる
携帯電話に入っているボイスレコーダーでも、市販で売られているものを購入しても構いません。自分の発音とテキストの発音が似ているか確認してみましょう。
発音練習についてお話しましたが、1人で練習していると、本当にこの発音は合っているのか、通じるのか、不安になってくると思います。
一通り上記の練習を終えたと思ったら、ステップ2にどんどん進んでいきましょう。
中国語学習は
継続することが大事です!!